校長あいさつ


ごあいさつ


校長 中田 善英  

 秋田北高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 本校は、本県の女子中等教育のスタートの年でもある明治34年(1901年)に、秋田高等女学校として開校し、その歴史が始まりました。昭和23年(1948年)に秋田北高等学校へ改称、平成20年(2008年)の男女共学化を経て、今年度創立125年目を迎える、県内では5番目に長い歴史と伝統を誇る学校であります。
 この間、3万6千人を超える卒業生の皆様、先輩教職員の皆様によって築きあげられた、輝かしい歴史と伝統は、本校の誇りであり、多数の同窓生が、県の内外、そして世界の様々な舞台で活躍しておられます。今年度は新入生として210名を迎え、全校生徒が659名となりました。
 
 本校は、「真理を求めて熱心に学ぶ」「明るく誠実に正しく歩む」「美の感性を磨き創造する」ということを意味する「自求真善美」を校訓とし、創立以来の「知性」「品性」「感性」の涵養という崇高な教育理念のもと、「夢を抱き 可能性を高め 主体的に考動できる生徒の育成」を重点目標に掲げて指導しているところです。さらに、運動部・文化部・生徒会活動などを通して、生徒たちが切磋琢磨しながら成長していけるよう、懸命にサポートしています。
 
 今、教育は大きな変革の時期を迎えており、高校では正解の与えられない問いに対して自らが答えを探究する力、考えたことを実行し挑戦し続ける力を育成することが求められています。そのために、新しい視点からの教育が必要であることは言うまでもありません。しかしながら、何よりも学びの土台となるのは「基本の習得」です。時代を超えて変わらないものと、時代とともに変化していくもの、いわゆる「不易」と「流行」を共存させながら、教育活動に当たってまいりたいと存じます。
 
 生徒たちは、とても素直で礼儀正しく、そして自らの夢の実現に向けて、学習や部活動に一生懸命取り組んでいます。このホームページを通して、本校の教育活動をご紹介したいと思いますので、定期的にご覧いただければ幸いです。
 これからも様々な教育活動を通じて、同窓会「あげまき会」、PTA「むつみ会」、教育振興会「あさひ会」の皆様からのお力添えをいただきながら、地域社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。
 
 関係各位の力強いご支援をよろしくお願いいたします。

令和7年4月